経歴
1973年 山梨大学工学部発酵生産学科(現在の生命環境学部)卒業
同年 サントリー株式会社 入社
同年 多摩川工場でのブレンドグループにてスタッフ業務に従事
1976年 中央研究所(水無瀬の研究センター)でウイスキーの貯蔵・熟成の研究に従事
1985年 山崎蒸溜所で品質管理、貯蔵部門を担当
1991年 ブレンダー室課長一日に200種類以上もの原酒をテイスティングし、世界的なコンペティションでトロフィーを受賞した「響30年」(1997年発売)をはじめ、「山崎50年」「同35年」など、様々なサントリーウイスキーの開発・ブレンドに携わる
1996年 主席ブレンダー
1999年 チーフブレンダー(ウイスキーの品質を決める最終評価者)
2014年 サントリー株式会社 名誉チーフブレンダー
2020年 CELLARRアドバイザー
現在に至る本人コメント
100年近い歴史をもつ日本のウイスキーづくりは、伝統的な製法にこだわりながらも、常に新たな技術にチャレンジし続けた結果、今や世界の五大ウイスキーのひとつとして世界中の注目を集めるようになりました。同時に国内には多くのウイスキーメーカーが誕生しています。日本のモノづくりの質の高さが継承され、永年かけて築き上げたジャパニーズウイスキーのブランド価値を棄損することなく、その魅力を世界中のウイスキーファンに知っていただけるよう、TisTaの活動を支援していきたいと思っております。
著書
・大人が愉しむウイスキー入門 (ちくま新書)
・ウイスキーは日本の酒である (新潮新書)
・日本ウイスキー 世界一への道 (集英社新書)
・ジャパニーズウイスキー (とんぼの本)主なTV出演
・プロフェッショナル 仕事の流儀 ウイスキーブレンダー 輿水精一の仕事 優等生では面白くない
・クローズアップ現代+「日本ウイスキー快進撃!世界で大ブレイクの秘密!」
・ルビコンの決断 「サントリーの逆襲~“ハイボール”人気復活大作戦」
・hito 「ウイスキーブレンダー 輿水精一」CELLARR掲載記事(最新順)
いつもありがとうございます。CELLARR編集部です。この度は、第4回CELLARR SALON開催予告をさせて頂きます。 今回は、つくり手の伝承と題し、世代と蒸溜所の垣根を超えたつくり手たちによるスペシャル対談をお届けします。English / 中文