はじめまして。高野剛です。【種をまく人 cultivator Vol.1】

高野 剛(総合酒類会社勤務 飲食店向け営業)

1.取り組み内容

ウイスキーを中心とした「お酒の知識」についての情報発信をしています。

コンスタントな情報発信の活動としては、「チャーリー/ウイスキー日記」というブログで、週1~2本の記事を更新しています。

https://note.com/charlie_244/

取り扱う話題のカテゴリーは幅広く、

「ウイスキーの歴史」や「ウイスキーの商品紹介」などにはじまり、「ジンをはじめとしたスピリッツ」の話題や、もはやウイスキーとは関係のない「日本酒/ビール」の話題、また「酒販免許」についてなど、お酒に関わる様々な情報を発信しています。

またリアルの場としては、社内に対してはウイスキー資格試験に向けた『試験対策』の講師を希望者向けに務めています。そのほか、社員同士で学び合うための「社内学習サイト」で、『お酒のリベラルアーツ』と称して、ウイスキーに限らず酒類全般の知識を発信しています。

一方で、社外に対しては、流通(酒販店・飲食店など)や経済団体に向けたウイスキーセミナーを実施する際の講師役を担ったりしています。

2.取り組みのきっかけ(現状の問題意識など)

私は、2024年にマスター・オブ・ウイスキー(※)という資格を取得できたのですが、その取得に向けて、数年間に渡ってウイスキーについての勉強をして来ました。

その勉強をする中で、感じたことが2つありました。

※マスター・オブ・ウイスキー
ウイスキー文化研究所が認定する日本で唯一のウイスキーの資格認定試験の中の最上位資格。2004年に初回の資格認定試験(マスター資格は2011年~)が行われ、2024年6月時点でのマスター・オブ・ウイスキー資格の取得者は17名。

Whisky Connoisseur|ウイスキーコニサー

1つ目は、「アウトプットしないと忘れる」ということです。

せっかく勉強としても、そのアウトプットの場がないと忘れてしまうのです。実はこれについて実体験の失敗例があります。私は2005年にソムリエ(当時の名称はワインアドバイザー)の試験に合格しているので、ソムリエを名乗ることができます。しかし、「資格取得」を目的としてしまったので、その後、ワインの知識を活用する機会を積極的に設けなかったので、せっかく学んだワインの知識のほとんどを忘れてしまっているのです。本当にもったいないことをしたと思いますし、今は自分からソムリエを名乗ることは、まずありません。 笑

2つ目は、「意外と知らないことが多い」ということです。

私は「お酒を売る」という仕事をしているので、販売商品として取り扱っていない日本酒以外については、一般の消費者の方と比べたらそれなりに知識がある方だと思います。

ただ、ウイスキーを勉強していく中で、初歩的なことでも「知らない」ことがあまりに多いことに気がつくとともに、驚きました。

メーカーでも・卸店でも・酒販店でも・飲食店でも、「お酒を売る」という仕事では、『お酒の知識』『ちょっとした小ネタ(商品背景のストーリー)』は、営業の武器になります。

そういう「これは営業に使えそう」と私が気づいた知識は、ほかの人もきっとそう思うはずです。

こういった観点から、ブログで情報発信をしています。

その意味では今のブログは、主に「お酒業界の人」向け=プロに向けた内容となっています。

3.これからの展望について、これからのビジョンについて

まずは、色々とリアルの場での情報発信を増やしたいと思います。

マスター・オブ・ウイスキー資格の取得の効果もあって、リアルの場での情報発信の機会も増えてきています。そういうチャンスがあれば積極的に参加したいと思っています。

そして、引き続きブログで、業界人向けの情報を発信していきたいですが、それに加え、「お酒 超初心者向け」の情報も発信していきたいと思っています。

やはり若者に「お酒を好き」になってもらい、適正飲酒の上で、お酒の場を介した「素敵で豊かな人生」を送ってもらいたいです。

若者のお酒離れが進んでいると言われています。

「お酒を飲んでみて嫌いだった」という人もいると思いますが、タイパ・コスパも悪いから「なんとなく嫌い、別にアルコールでなくソフトドリンクで良い」という人も多いのではないでしょうか?

そういったアルコールへの負のイメージが先行してお酒離れが進んでいるなら、適正飲酒の上での「お酒の楽しさ」を、正しく伝えることができれば、『令和の若者の新しい飲酒文化』が誕生するのではないでしょうか?

私の情報発信が、『令和の新しい飲酒文化』を創る一助になるとしたら、こんなに嬉しいことはありません。

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