つくり手

三鍋昌春(サントリースピリッツ株式会社 専任シニアスペシャリスト)

経歴

1977年、卒業研究で所属した研究室でウイスキーに魅了される。1980年サントリー入社。白州蒸溜所醸造グループを経て、85年より本社洋酒ワイン製造部でウイスキーの各種生産技術開発に従事。89年よりスコットランドエディンバラ、国立ヘリオット-ワット大学国際醸造蒸溜研究所博士課程留学。研究の合間を縫って、カスクコンディションドエールとワインに親しむ。92年テーマ「Lipids in Yeast」でPhD取得後、オーヘントッシャン蒸溜所でアパレンティスシップ認定証取得、ボウモア蒸溜所、アライドディスティラーズ社ダンバートン、キルマリッドで実習。94年白州蒸溜所製造技師長、98年生産第一部(ウイスキー・ブランデー統括)課長兼主席ブレンダー、02年原酒生産部長兼シニアブレンダー、06年品質保証本部部長、12年サントリースピリッツ株式会社生産部シニアスペシャリスト、21年ウイスキー開発生産部専任シニアスペシャリスト。

モルトウイスキーの生産現場、酵母研究、新タイプ原酒創造、樽開発、新製品開発から、製品品質保証まで幅広く経験する。ウイスキーの歴史にも興味を持ち、関連する著書も。現在はウイスキーの歴史探求をさらに深めている。

本人コメント

ウイスキーの美味しさとは何か、それらをどうつくり込むかについては、この30年間日本での理解や製造技術は飛躍的に進みました。現場で一つ一つの工程を具体的にどのように仕上げていったらいいか既知の技術のキーポイントの伝承を進め、更なる美味しさへの挑戦を支援させていただく機会をいただけるとのこと、皆さんとの出会いを楽しみにしております。

著書
ウイスキー起源への旅 (新潮選書)
日本ウイスキーの誕生 (小学館)

(画像出典:ココジカ